昭和51年に学校給食へのご飯食の導入がきっかけとなり、ご飯を提供することがビジネスと なりました。 平成に入る頃にはお客様も、商品の種類も増え、ニーズも多様化してきました。消費期限は、 当初、半日程度であったものが 1 日から2日を要求されるようになり、衛生管理レベルの向上 が、必須の課題となりました。しかし炊飯事業者はほとんどが中小企業でそのノウハウもなく、 衛生管理レベルの向上は手探りの状態でした。また、ご飯を買うことには抵抗があった時代で、 どこかで問題が起こった場合には、ご飯ビジネスそのものの信用にかかわるとの強い危機感も ありました。 そこで、 平成5年5月に、中食及び外食産業向けに米飯を提供する全国の事業者に 呼びかけ、 衛生管理レベル向上を大きな目的として 任意団体を設立しました。(名称:日本炊飯協議会 より平成6年5月に日本炊飯協会に変更)さらに、平成7年3月に農林水産省の許可を受け、 社団法人日本炊飯協会となりました。 平成24年3月22日に、内閣総理大臣より社団法人から公益社団法人への移行認定を受け、 平成24年4月1日より、公益社団法人日本炊飯協会となりました。 衛生管理レベルの向上の推進のためには第三者的に中立的な立場であることが求められ、 協会設立当初より、会員の枠に捉われず対象を広く考え、衛生管理レベル向上のための活動 等を行い、常に公益性を考え事業展開をしております。
以下3つの認定を通じ安全で安心できる美味しいご飯の提供に務め、公衆衛生の向上、 米の消費・食料自給率向上を目指しています。さらに、国民の食生活の向上、普及啓発等、 常に公益性を考え積極的に事業展開をしています。
運営は、総会、理事会、HACCP審査委員会、専門委員会及び事務局によって行われます。